自衛隊イベントには参加しよう!
前記事でもちらっと書きましたが、自衛隊のイベントには参加するべきです。
面接のネタになるし、何より働いている自衛官を身近に見ることが出来るからです。
自分は艦艇見学と駐屯地のお祭りに行きました。
装備や備品も素晴らしかったですが、
一番心に残ったことは隊員通し仲良く仕事をしているということです。
イベントなのではっちゃけているだけかもしれませんが、
職場の雰囲気もなんとなく伝わってきました。
また、どのイベントも多くの一般客で溢れかえっており、
国民の自衛隊に対する意識の現われだとも感じました。
自衛隊イベントについては広報官が嫌になるくらい教えてくれます。
興味のある方は早めに問い合わせていてはどうでしょうか。
試験を受ける受けないにしてもいい経験意なるはずです。
面接について
試験の中で最も緊張するのは…やはり面接ではないでしょうか。
自衛官候補生のときと曹候補生の2回面接を受けましたがとても緊張したのを覚えています。
どんな面接でも本心はNOと思っていてもYESで答えなければなりませんね。
特に自衛官の場合だと尚更だと今になって感じます。
私は自衛官候補生の面接のとき、本心に逆らえずNOといったのを覚えています。
例えば海外派遣にいけるか?→NOといった感じです。
明らかに印象が悪いですよね。それに加え、面接練習も前日になってしてきたので
私に対する面接評価は最低だったと思います。
その反省があり、一般曹候補生の面接ではなんとか挽回できたと思います。
「あの時、海外派遣はいけないといいましたが、実はこうこうで~」
といった感じに、ある程度練習もしていたので自分の思っていることを伝えることが出来ました。
志望動機については、それらしいことを言いました。
アドバイスとして、「震災での活躍を見て志望した」なんて誰でも考え付くようなことは言わないことです。
面接官は恐らく何人もの受験者から同じような志望動機を聞いています。
「では、震災がなかったら君は応募していなかったのか?」
こう聞かれた場合、ちゃんと返答できるでしょうか?
それと、自衛官イベントに参加したことがあればそれを伝えると高評価かもしれません。
これは自衛隊に対する知識の一つですね。話のネタになります。
緊張して言葉が詰まっても面接官は見方です。恥ずかしがることはありません。
それだけの緊張=本当に受かりたいと感じ取ってくれるはずです。
身体検査について
一般曹候補生については2次試験、自衛官候補生については筆記試験の合否に
関わらず身体検査があります。自衛官候補生は筆記・面接・身体検査のトータルで
合否を決めるのでしょう。
私の時間軸的には、曹候補生と自衛官候補生の筆記試験を同日に、
その後、自衛官候補生の面接と身体検査がありました。
曹候補生の二次試験(面接、身体検査)はそれから大分経ってからでした。
ただし、私の場合、自衛官候補生の身体検査で合格基準をクリアしていたので、
身体検査は免除、面接のみの試験でした。
身体検査で一番見られる部分が「歯」です。
これは広報官も言っていましたが、教育隊に入ってしまうと中々治療できないこと、
職種によりますが、気圧で虫歯が痛くなる場合があるから等です。
勿論、私も大きな虫歯はありませんでしたが治療をして検査を受けました。
治療でもどうしようもないのが「視力」です。
私も相当視力が悪く、片目0.03程度です。裸眼視力は0.1以上なければなりません。
但し、0.1以下でも屈折度測定で評価されるとも聞きました。
実際に検査を受けると片目0.4と大幅に視力アップしていました。
コンタクト又は眼鏡を外して、裸眼視力を慣らしてから計測してもらえるし、
薄めで見ても見逃してくれたからだと思います。(当てずっぽうな答えもあっていたのかもしれません)
近年の入隊者は視力矯正者が多いと聞きます。その為か、検査も甘いのかもしれませんね。
作文と適性検査について
一次試験には国語・数学・英語の試験のほかに、作文と適性検査があります。
まず、作文について。
大体30分700文字以内くらいです。課題もそんなに難しくありません。
最後までマスを埋め、漢字の書き取りさえできればOKな気がします。
それに加え、起承転結ちゃんと文章が出来ていれば完璧ではないでしょうか。当たり前ですねw
個人的に思ったことは、結論パターンを決めておけばどの課題が来ても対応できるということです。
私の場合、社会人を経験している事が「最大の強み」と思っていたので、
その社会人を経験して培った協調性を自衛隊に活かしたい言うことをお決まりにしていました。
3~5回ほど、作文の練習をしていれば、ペース配分も分かり本番ではスラスラと書けるようになるでしょう。
適性検査についてはあまり深く考えることはありません。
50問くらいの検査ですが、時間も少なく直感的に答えなければなりませんので
考える暇もないかもしれませんが。かといって、完璧な回答も悪いみたいですが。
精神的に問題がある場合など、問題に引っかかり易く採用の対象になるかならないか見極めるのではないでしょうか。
そこまで重要視するものではないと思います。
勉強法について2
数学については、数学白チャートで勉強したほうが良いかもしれません。
迷彩本(数学特化版含む)と白チャートで勉強すれば、想定外の問題が出ても対応できると思います。
当時私も書店で白チャートを見ていたんですが、こんな問題は出ないだろうと購入しませんでした。
実際試験を受けたときに、その「こんな問題」に近い問題が出ていたので、あの時白チャートで勉強していたら、あと1点、2点は追加で取れていたんだろうなと思い後悔しました。
自分は運よく試験に合格したものの、「50点満点」の試験では1点1点が採用に大きく左右されるので、点が取れるとこでは確実に点を取り、点が取れそうな問題は点が取れるようになるまで頑張りましょう。
英語については、はっきり言って捨てていました。
どう勉強しても、この短時間で点数大幅アップにつなげることが出来ません。
ですので、私はひたすら単語を勉強しました。単語であれば、なんとなく覚えられるし、和訳の問題が出ても、なんとなく覚えていた単語があれば、なんとなく訳すことが出来るからです。
国語については、毎回過去問で点が取れたので、あまり勉強していませんでした。
勉強したといえば、日本文学や四字熟語ぐらいですね。
古文については、最初に答えから読んで、問題を読めば答えが見つかるはずです。
少し話がそれましたが、勉強法について、私の反省点を踏まえ理想を言うとしたら、
・試験、一年前から勉強をスタートし自分の苦手分野を把握しておく。
・過去問は出来るだけ早めに解く。答えを暗記できるくらいに。
これは社会人受験者に限っていえることかも知れませんが・・・。
結果的に試験に受かりましたが、試験前2ヶ月での追い込みはかなりしんどかったです。
勉強法について1
前回の記事で参考書のレビューを書くといっていましたが、
入隊まで時間が残り少なくなってきた為、勉強法と併せて「簡潔に」ご紹介します。
まず、私の勉強期間については、
過去記事の「http://kaijyou.hatenablog.com/entry/2014/03/08/163236」をご覧ください。
試験9ヶ月前から、迷彩本を使って勉強していました。
迷彩本→過去問→試験の順番で試験勉強を進めるつもりでした。
試験の2ヶ月前に退職し本格的に勉強を開始するのですが、いかんせん頭が悪く、
中々進まなかったので、過去問に取り掛かったのは試験の約2週間前と超ギリギリでした。
その時点で、迷彩本は一周していましたが、過去問に良く出る問題が迷彩本には
載っていなかったり、迷彩本に「頻出問題」と出ている問題が過去問には出ていなかったりと「迷彩本一冊あれば試験は余裕」と聞いていたので驚愕しました。
※国語、英語は迷彩本でギリギリ間に合うと思います。
数学については本当上記の通りですし、年々難易度が上がっているので
数学が苦手な方は別に勉強したほうが良いかもしれません。
迷彩本一冊で~に該当する方は高校新卒の方や程度の良い高校に通っていた人でしょう。私は、レベルの低い高校且つ勉学から5年ほど離れていたので、迷彩本一冊ではまかなえませんでした。
そこから、過去問を繰り返し毎日とき、自分の苦手を把握しました。
自分は運よく国語の問題は良く解けたので、数学と英語に的を絞りました。
数学については、数学特化版迷彩本とインターネットで苦手な問題を探し解きました。
英語については、もう手遅れだと感じたので単語のみ勉強しました。
使った参考書は過去記事を参照してください。
「勉強法について2」に続きます。
参考書について
私が勉強に使った教材・参考書は、
●自衛隊 一般曹候補生 採用試験 2014年版( 一ツ橋書店) 通称:迷彩本
●自衛隊 自衛官候補生採用試験 2014年版( 一ツ橋書店) 通称:迷彩本
●自衛隊一般曹候補生 採用試験 数学 ( 一ツ橋書店) 迷彩本の数学特化verです。
●自衛隊一般曹候補生 過去7回問題集 '14年版(成美堂出版 )
●よくわかる!自衛官試験のための論作文術(土屋書店)
●英単語ターゲット1200 書き覚えノート (旺文社)
上記の参考書に加え、大きな声で言えませんが、広○官から頂いたコピーの、
●一般曹候補生 平成19年~24年実施問題収録 平成25年版(成山堂書店)
で勉強をしました。メイン教材は迷彩本ですね。
一般曹候補生は、国語・数学・英語の三教科ですが、
自衛官候補生については、国語・数学・社会となっています。
国語・数学については一般曹候補生の勉強で十分補えますが、
社会は歴史・地理・公民と幅広い範囲になるので自衛官候補生と併願する方は
注意してください。私もその為だけに自衛官候補生用の迷彩本を購入しました。
次記事では、参考書の中身について詳しくレビューしたいと思います。
もしかしたら複数記事になるかもしれません。