自衛隊(一般曹候補生)試験を振り返って

一般曹候補生試験の受験から合格までの流れを体験を基に書き記したいと思います。将来受験する方の参考になれば。

身体検査について

一般曹候補生については2次試験、自衛官候補生については筆記試験の合否に

関わらず身体検査があります。自衛官候補生は筆記・面接・身体検査のトータルで

合否を決めるのでしょう。

私の時間軸的には、曹候補生と自衛官候補生の筆記試験を同日に、

その後、自衛官候補生の面接と身体検査がありました。

曹候補生の二次試験(面接、身体検査)はそれから大分経ってからでした。

ただし、私の場合、自衛官候補生の身体検査で合格基準をクリアしていたので、

身体検査は免除、面接のみの試験でした。

 

身体検査で一番見られる部分が「歯」です。

これは広報官も言っていましたが、教育隊に入ってしまうと中々治療できないこと、

職種によりますが、気圧で虫歯が痛くなる場合があるから等です。

勿論、私も大きな虫歯はありませんでしたが治療をして検査を受けました。

 

治療でもどうしようもないのが「視力」です。

私も相当視力が悪く、片目0.03程度です。裸眼視力は0.1以上なければなりません。

但し、0.1以下でも屈折度測定で評価されるとも聞きました。

実際に検査を受けると片目0.4と大幅に視力アップしていました。

コンタクト又は眼鏡を外して、裸眼視力を慣らしてから計測してもらえるし、

薄めで見ても見逃してくれたからだと思います。(当てずっぽうな答えもあっていたのかもしれません)

近年の入隊者は視力矯正者が多いと聞きます。その為か、検査も甘いのかもしれませんね。