自衛隊(一般曹候補生)試験を振り返って

一般曹候補生試験の受験から合格までの流れを体験を基に書き記したいと思います。将来受験する方の参考になれば。

自衛隊を志願した理由

前職には5年以上勤めたのですが、ずっと非正規社員でした。

「1年に一度、正社員登用試験あり」との事で前職での正社員を目指していましたが、

登用試験があったのは私が入社した初年度のみ。

元々、警察官になりたかった私は夢を諦めきれず登用試験を辞退しました。

その後は、警察官の試験を受けつつ正社員を目指しましたが前述の通り試験がありませんでした。

 

年齢も年齢なので民間企業への転職も視野に入れましたが、

私のスペックで就ける職業は、介護業・製造業・小売業ばかり…就労条件も悪く

30歳、40歳になった時の自分の姿が想像できませんでした。

そんな時、ふと家に飾ってある自衛隊のカレンダーを目にしました。

今まで何とも思っていなかったのですが、そのときは直感的に「これだ!」とピンときました。

それから直ぐ自衛隊地方協力本部に出向き、担当広報官を紹介して頂きました。

(ちなみに、本部に行かなくても自分の住む町に支所があったようです)

広報官を紹介していただいてから、自衛隊イベントに参加したり、

自衛隊について調べたりするうちに、自衛隊に入隊したいと自分の中で思いが固まり受験をしました。

 

私の場合は、最初から自衛隊になりたいとは思っていませんでした。

自衛官になった自分の同級生は、小学生の頃から意見を変えず「自衛官になる!」と

言っていました。そういう方たちから見たら志が低いのかもしれません。

 

あの時の直感は正解だったのか不正解だったのかは今は分かりません。

自分を信じるだけですね。