自衛隊(一般曹候補生)試験を振り返って

一般曹候補生試験の受験から合格までの流れを体験を基に書き記したいと思います。将来受験する方の参考になれば。

教育隊中の休日、外出

教育期間中の休みと言っても、完全なオフではない。

総員起こしは当然あるし(平日より一時間遅いが)、集合もある。

と言っても体操や筋トレはなく、結構自由時間はある。

 

外出できたのは着隊から二週間後だと記憶している。

それも初めての外出は班長による引率。

その後の休みは指定時間(0800、1200、1500←適当です)によって外出できる。

上記の時間で言うと8時、12時、15時のいずれかでしか外出が認められない。

例えば13時に出かけたいと思っても無理なのだ。

しかも、外出には数日前から外出するかどうかスケジュールに記入しないといけない。

だから、ふと思いついたときに気軽に外出は出来ないのだ。

 

外出は二人以上で行動しなければならず、行動範囲に制限がある。

行動範囲は徐々に広がっていくが、往復時間等を考えると自由時間が少なくなり

結局は近場ですごすことになる。

近場は行く場所が限られるので、最終的にはネットカフェに自衛官が群がることになるのだ。

 

外出にも許可が必要であったり事前に申請があったり面倒くさいが、

外の空気を吸う事で案外リラックスできるものだ。

外出せずに寝室でくつろいだりするのも言いすごし方であるが、自分は

外出ばかりしていた。